Last Modified 20/09/08

これまでの出荷経験では11月〜4月のクール宅急便を使用していない期間であっても、出荷翌日の夜まで氷は完全には解けていない、または解けていても内部はまだ冷たかったとの情報で した。　現在では一年中クール宅急便で発送しておりますので、 氷が解けるまでには十分の時間が確保できております。したがって到着時点で完全に解けていても、保冷効果を維持できた時間は十分あったものと思います。 　

また、遠方地域への出荷では翌々日配達になる場合がありますが、クロネコヤマトの冷蔵庫で移動、保管されている為、仮に内部の氷が解けて保冷効果が弱まった時間があった場合でも 、ヨーグルト自体は冷えた状態でお届けできていることと思います。

ホームページでタネの無償提供を実施するにあたり、真夏にペットボトルに詰めた状態で１週間密封状態で常温放置する実験をしたところ 、蓋を開けたときの匂いは強烈なヨーグルトのにおいでしたが、取り出したヨーグルトをタネとして牛乳と混ぜてみると、ヨーグルトが出来ることを確認しております。 　

でも、食べ物ですので心配な面もあります。　念のため腐っているかどうか試食された後、本格的に食べてください。　また、菌の生死の判断は、届いたタネを牛乳と混ぜて常温保存した時にヨーグルトが出来れば問題 ありません。　

以前は夏の出荷のみクール宅急便を利用しておりましたが、冬出荷については特に利用しておりませんでした。クール便を使わなくてもスチロール箱と同梱したペットボトルの氷の効果 が大きかったと思っています。　しかし、こうして沢山の方に株分けをしていると、受取者の都合にあわせて荷物を発送しても、１割程度で到着日に確実に受け取っていただけない場合があります。ひどい場合は数日クロネコヤマトの事務所に保管されてしまう場合もあります。　そんな場合にも、安心した受け渡しをさせていただきたく、年間を通してクール宅配便を利用させていただくことにすることになりました。　クール宅急便を指定するとクロネコヤマトの事務所での保管中も冷蔵保存されるので安心です。

私もホームページでタネの株分けを実施するにあたり、梱包出荷方法に悩みました。　そこで、真夏に１週間密封状態で常温放置する実験をしたところ問題無いことが確認できた為、ペットボトルに詰めて発送することにいたしました。　また、これまで実施したペットボトルでの出荷経験 でも菌が死んでいるという問題は出ておりませんので、短期間なら密封状態でも大丈夫だと考えます。 　２００２年夏の情報では、グルコノバクター桿菌は酸素がないと増殖は出来ないが死滅することが無いことや、容器の空間に残っている空気でもこの菌は増殖することが分かってきました。　そのため容器に空間が残っていれば密封しても影響はないようです。　

受取ったヨーグルトのタネの味と、自分で作ったヨーグルトの味、出来具合は必ず同じになるとは限りません。私自身も毎日同じように作っておりますが、同じ条件で作っても同じようにはできないことが多いです。ヨーグルトのタネは私が完成した事を確認した上でペットボトルに詰めてお送りしております。ヨーグルトの発酵時間は季節によって異なりますが８〜２０時間程度かけており、どちらかというと長めに時間をかけております。それは出来るだけ固めのヨーグルトをお届けしたいと思っているからです。そして、ペットボトルの氷と一緒にクール宅急便でお送りしておりますが、到着するまでには１〜２日経過してしまいますので、通常に食べるヨーグルトとくれべれば若干発酵時間が長い、冷蔵時間が長めになっておりますので、酸味が出ている可能性があります。　
・御自身が作られたものの酸味が少ない場合は、発酵時間を長めにしてください。
・御自身が作られたものの硬さがやわらかい場合は、出来立てを１日ほど冷蔵庫で寝かしてください。
ちょっとした温度条件、タネの量、発酵時間の長さ、材料の牛乳の種類などによって出来具合は変わってしまうものであること御理解ください。