Last Modified 15/06/10

☆「やずやの千年ケフィア」で自家製ヨーグルト
 

「やずや」からコーカサス正統種菌を使用したというカプセルが販売されております。無料サンプルを入手したついでにカスピ海ヨーグルトと同じように種菌として利用できるかどうか実験をしたところ、期待外れ(?)にも自家製ヨーグルトが作れることが確認できました。

味や出来た具合はカスピ海ヨーグルトとは全く異なり、市販のブルガリアヨーグルトのような酸味があるので、家族からは好評とはいえませんでしたが、手軽に作れるのでカスピ海ヨーグルトに飽きた時やブルガリアヨーグルトファンの方にはオススメです。簡単に作り方を説明させていただきます。

 

 

(A)特徴

 

種菌は「やずや」から無料サンプルも入手できるので、簡単に試すことが出来ます
市販のヨーグルトを種菌にするよりは簡単に作れます
酸味あり粘り気が少ない。市販のブルガリアヨーグルトの味です
面倒な消毒作業は必要なく、特別な機材も不要で、普通の牛乳で、誰でも簡単に美味しいヨーグルトが作れます
出来たヨーグルトをタネにして、牛乳を加えるとヨーグルトが出来る 。食べる分を残して牛乳を加えるとまた出来るのでエンドレス に食べ続けることができます

 

 

 

(B)ヨーグルトの作り方(菌の育て方)

 

 〜 用意するもの 〜
1) やずやの千年ケフィア(2カプセル)
種菌となる「やずやの千年ケフィア」の無料サンプルはやずやのホームページから入手できます。 無料サンプルは200mgカプセルが4個入っております。カプセルは写真のように2つ筒で構成されており、左右に引っ張ると簡単に外れて中から粉を取り出すことが出来ます。2個のカプセルを分解してヨーグルトの粉を取り出します
2) 牛乳(200ml程度の普通の牛乳)
加工乳、低脂肪乳、豆乳ではダメです。冷蔵庫から出したままの牛乳は冷たいので、事前に1時間程度常温の場所に放置しておくか、牛乳パックのまま20秒程度(500mlパックの場合)電子レンジにかけて常温に戻しておきます
3) 周囲温度が発酵温度に適する環境
20度以上の周囲温度環境が維持できれば良いので、夏は特に気にする必要ありません、
冬はヨーグルティアカスピメーカーを使うと便利、エアコン、ストーブなどの暖房の効いた部屋でもよい
日中暖かい場所で保温カバーを使うことでも代用も可能
4) 広口の大きなグラスまたはカップ
中味が取り出しやすい、隅々まで洗えるように広口が良い
ガラス、瀬戸物、プラスティックどちらでも良いですが必ず熱湯消毒に対応できるもの、牛乳パックでも代用可能
5) スプーン
熱湯消毒するので金属または耐熱性のプラスティック
6) ラップ、輪ゴム
発酵中にホコリなどの混入を防止する。蓋付き容器なら不要です


 

 〜 基本的な作り方(菌の育て方) 〜
A) グラス、スプーンを熱湯消毒する
グラス、スプーンに熱湯をかけた後自然乾燥させる。多少水滴が残っていても良いので、布巾などで拭いてはいけません。拭くと雑菌がつく可能性があります。
B) グラスにカプセル2個を分解したヨーグルトの粉(種菌)を入れて、常温に戻した牛乳200mlを入れスプーンでよくかき混ぜます。
C) グラスにラップをかけて1日程度20度以上の場所で保存する。
D) ヨーグルトの表面が固まったら完成です。グラスを少し揺すった時に牛乳のように表面が波立たなければ大丈夫です。そのまま冷蔵庫に半日程度冷蔵庫に入れるとしまってよく固まります。 出来上がった状態はカスピ海ヨーグルトとは異なり、ヨーグルトの表面には大量の水が浮き、表面はもろもろとしたイメージです。粉から最初に作った第一世代は酸味が強く、 チョット苦い感じです。 正直言っておいしくはありませんので期待しないでください。
E) 第二世代のヨーグルト作る
前述の(A)と同じように、別のグラスとスプーンを熱湯消毒し、出来たヨーグルトの中間の層からスプーンで第二世代用のタネを取り出します。 大さじ1杯のヨーグルトで200mlの牛乳のタネになります。
F) 大さじ1杯のタネに牛乳200mlを混ぜて、ラップをかけて1日程度20度以上の場所で保存 (発酵)する。
G) ヨーグルトの表面が固まったら完成です。グラスを少し揺すった時に 牛乳のように表面が波立たなければ大丈夫です。そのまま冷蔵庫に半日程度冷蔵庫に入れるとしまってよく固まります。初回に比べれば表面の水の量も少なく、酸味 があるものの市販のブルガリアヨーグルトに近い味になっていると思います。
H) 食べる前に、次回のタネを確保する
出来たヨーグルトの下側の層からスプーンで次回のタネを取り出します。 大さじ1杯のヨーグルトで200mlの牛乳のタネになります。
F) 新しいヨーグルトを作る(繰り返し作る)
確保してあるタネ(H)に、タネの量に合わせた常温の牛乳(タネの10倍程度の量) を加えて、20度以上の場所で保存(発酵)する。以降はG)以降と同じ手順で繰り返し次のヨーグルトを作り続けます。
第四世代以降はできばえも、味も良くなってきます。

やずやの千年ケフィア「無料サンプル」 ヨーグルトの粉(種菌) 出来上がった状態

  

 

 〜 補足説明 〜
ヨーグルトの粉から作った第一世代、第二世代のヨーグルトはおいしくありません。
第四世代以降ならできばえも、味も良くなってきます。
カスピ海ヨーグルトと異なり表面に出来る水の量は多いです
ヨーグルトの硬さは、カスピ海ヨーグルトよりも柔らか、酸味も強くブルガリアヨーグルトのイメージです
やずやの千年ケフィアは安価なので、状態が悪いときは最初から作り直す方が良いでしょう
発酵温度に注意してください。カスピ海ヨーグルトよりも若干高目が良いようです
出来たヨーグルトを冷蔵庫 で1日程度保管しておくと(寝かしておくと)ヨーグルトが硬めになります
もともと種菌として販売されている訳では無いので、常温発酵は必ず成功するものではありません
低脂肪乳、加工乳、豆乳で作ることはできません
雑菌対策として容器、スプーンは必ず熱湯消毒して下さい

  

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 

  

 

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