Last Modified 15/06/10

☆カスピ海ヨーグルト専用のヨーグルトメーカー「カスピメーカー」


2002年の春から突然流行したこのカスピ海ヨーグルトも、初めて秋、冬を越す方にとっては色々と面倒な季節になります。夏は雑菌にさえ注意して熱湯消毒を心がけていれば、失敗する可能性は殆どありませんが、寒くなってくると温度が低いことによって発酵がうまくいかなく て失敗する可能性が非常に高くなります。 温度管理は気を使うものであり、ちょっと大変です。 

いつも安定して作るには難しい面もありますが、他のページでも書いてあるように以下の方法を実施すれば、安価で簡単に対処できるますが、確実ではありません。
 ・ペットボトルによる保温カバーを被せて、窓越しの日向に置く。(晴れの日)

 ・ペットボトルによる保温カバーを被せて、ファンヒーターより2メートル程度離して置く(天気が悪い日、夜など)

 ・牛乳はあらかじめ牛乳パックごとぬるま湯30分程度につけて、20〜30度程度まで暖めてからタネと混ぜる

 

確実に温度管理を実施するにはヨーグルトメーカーを使うことをオススメいたします。 しかしながら、 現在販売されているヨーグルトメーカーは市販のヨーグルトに対応するために保温温度は40〜45度程度に設定されています。 この温度はカスピ海ヨーグルトが好む25〜30度に対して極端な高温となっております。 これをそのままカスピ海ヨーグルトに使ってもヨーグルトは作ることができますが、常温(低温)でできる菌が死んでしまい、 カスピ海ヨーグルト含まれる菌の様子が変ってしまうと思われます。 

 

2002年 8月末より秋の対策のために、市販されているヨーグルトメーカーを使ってテストを繰り返してきましたが、乳清が非常に多い、出来た物を軽く混ぜて冷蔵庫で冷やせば締まってくるが乳清が多いので常温で育てた場合と同じように出来ないこと 等、常温で作るときとは一緒にならないことがわかりました。この点については好き好きですから、気にしなければ良いのかもしれませんが、前述のように保温温度が40〜45度程度になっていることに原因があるとしか思えませんでした。

 

そこで、 ヨーグルトメーカー の製造元に相談し、保温温度仕様について情報提供をいただくとともに、カスピ海ヨーグルトに対応する専用ヨーグルトメーカーの商品化についての相談と提案をしてきた結果、 発酵温度を28度まで下げたヨーグルトメーカーの試作サンプルを提供いただき動作確認をさせていただきました。 その結果、夏に常温で作ることと同じようなヨーグルトが出来ることが確認できるとともに、また製造元においても具体的に商品化の話がすすみ、2002年12月10日 より発売が開始されました。

 

このヨーグルトメーカーは牛乳パックのまま保温するタイプではなく、プラスティック製のポット(内容器)にタネ、牛乳を入れて暖めるタイプのものです 。このポットのサイズが丁度冷蔵庫の棚に入るサイズだったので助かっております。 後で聞いたところによると、冷蔵庫の寸法に合わせてポットの大きさを決めたということでした。カスピ海ヨーグルト対応のヨーグルトメーカーの企画ということもあり、ポットに対する「毎日作るにはポットが2個あった方が便利」であるという、私の意見も少し組み入れていただき、スタートキットはヨーグルトメーカー1個、ポット2個で構成することになったようです。 夏はヨーグルトメーカーを使わなくてもこの保温ポットは使えるので便利だと思います。 商品名は基準となったモデルは”ヨーグルトメーカー”だったものですが、カスピ海ヨーグルト対応モデルはズバリ、”カスピメーカー”と名付けています。 なかなかしゃれた名前ですね。
 

2002年秋には「秋のお役たち情報のページ」でこのヨーグルトメーカーについて書いた所、毎日5件以上の問い合わせメールをいただいている状況をメーカーさんに お伝えすると共に、前倒し生産の依頼もしてきた結果、先行予約を受け付けて頂き発売が開始されました。当初の計画以上の売れ行きだったようで生産しても完売状況が続き、2003年春まで追加生産が実施されました。

昨シーズン(2002秋〜2003春)は購入したくても直ぐに入手できない状況が続いたこともあり、メーカーさんの方では今シーズンはタイムリーな供給が出来るように生産計画 を立てると共に、2003年10月15日注文分から先着300名にもれなくメープルライフ社の「メープルシロップ100mlダーククラス」がプレゼントされ る早期販売キャンペーンを実施されておりましたが、2003年11月07日の注文分で定員に達してキャンペーンは終了された模様です。 いまの注文分にはおまけはありませんが、寒くなってから購入を考えるよりも、早めに準備しておいた方が良いでしょう。


興味がありましたら、直接メーカーさんのホームページで問い合わせ、注文等ができますのでどうぞ。
 

 商品名  
  カスピメーカー (モデル名称 YM-800-CSP)
 製造元  タニカ電器株式会社
 価格  ヨーグルトメーカー本体×1、ポット(内容器)×2
 税込み6090円 (送料、代引費用込み)
 主な特徴  カスピ海ヨーグルトに合せた保温温度(28度)
 注意)市販のヨーグルトの発酵には温度が低すぎて適しません
 発売時期  2002年12月10日より開始
 注文/問合せ先  タニカ電器のホームページはこちらから。。。 

                       

なお、このヨーグルトメーカーについては私がメーカーさんに商品化の提案をした経緯もあるため、実際に注文される場合は、注文の際に注文フォームの”ご意見・ご連絡事項”の項目に「STEINのホームページで知った」と書き込んでいただけるとうれしいです。

 

カスピメーカーについての詳しい情報は、メーカーさんに問い合わせしてください。 
また、私のコメントが必要な場合はこちらにメールをください。





 

●カスピメーカーの試作品による評価結果

 

カスピ海ヨーグルト専用のヨーグルトメーカー(カスピメーカー)に関する情報を以下にまとめておきますので参考にしてください。  なお、記載してある内容はSTEINの個人的な意見に基づくものであり、タニカ電器さんの公式文章ではありませんので、記載内容に関する問い合わせはタニカ電器さんにしないようにお願いいたします。

 

 

A)カスピメーカーの動作原理
カスピメーカー(YM-800CSP:カスピ海ヨーグルト専用)の簡単な動作原理は次のようになっております。 

 動作原理図
 


  100V電源  →→→  サーマルリードSW  →→→  ヒーター 
 


サーマルリードSW(感温スイッチ)によってカスピメーカーでは28度以下の状態ではヒーターがON、28度に達するとヒーターOFFとなり常に28度の設定が保たれる仕組みの構造になっております。本体容器の中にはヒーターが全体に巻かれているので、ポット(内容器)も全体が暖められる構造のため容器内温度も一定に保たれるようです。なお、市販のヨーグルトに対応したヨーグルトメーカーYM-800については42度に設定されていますので、こちらを使うとカスピ海ヨーグルトを作るには温度が高すぎてしまいます。 具体的には、カスピメーカーでは真夏に使っても気温が28度以上ならヒーターがOFFのままとなりますが、ヨーグルトメーカーでは真夏でもヒーターON状態 となり42度まで上がってしまいます。


図のように冷却機能はありません、したがって室温が28度以上では役に立たないどころか、密封状態のため周囲温度よりも暖かくなることが考えられますので、使わない方が良いでしょう。 

 


B)周囲温度と容器内温度推移

ヨーグルトメーカー(YM-800:普通のヨーグルト専用)とカスピメーカー(YM-800CSP:カスピ海ヨーグルト専用)を周囲温度5℃の状態で内容物に の温度変化を調べたグラフは次のようになります。  

ヨーグルトメーカーは2時間程度で25℃程度まで上がりますが、4時間後は飽和温度42℃になります。カスピメーカーは5℃の牛乳が25℃になるには3時間かかり、4時間後に飽和温度28℃になります。20℃に温めた牛乳を使って25℃になるには1時間程度、28℃になるには4時間程度かかっております。
 

材料となる牛乳が、スーパーで購入した直後、冷蔵庫から出した直後など冷たい状態の物を使うと25℃程度まで暖まるのには2時間 程、適温の28℃になるには4時間ほど必要なことが明らかです。

気温が低い秋、冬は、最初に牛乳パックをぬるま湯につけて20〜30度程度まで暖めたものを使えば、安定した温度条件で短期間にヨーグルトを作ることが出来ますので、是非お試しください。

 


 

 

C)タネの量と利用する時間

タネの量は全体 の10%程度の量が良いようです。 ポット(内容器)の容量は最大で800mlなのでタネの量は80ml程度となります。発酵時間は6〜8時間が目安です。常温放置と比べると短くても良く出来ます。特に最初に材料の牛乳を20〜30度まで暖めたものを使うと4〜6時間で出来てしまいます。

 

外気温に関係なくヨーグルトが出来るので便利ですが、カスピメーカーには炊飯器のように自動的に電源がOFFになる機能が無いので、従来の常温放置の感覚でカスピメーカーを使うと12時間以上も通電したまま放置してしまうことがよくあります。 その 場合には真夏の放置時間が長かった時と同じような以下の現象が発生しますのでご注意ください。

 ・ ヨーグルトの表面に大量の乳清が出る

 ・ 酸味が増す

 ・ ポット(内容器)の内蓋に大量の水滴がつく(密閉状態だからしょうがないけど。。)

 

なお、本体容器の外蓋には0〜12のメモリがついたダイヤルがついております。これはおもちゃの時計みたいなもので、これ自体は動きません。 自分が仕込んだ時間、または出来上がり目処の時間を、この 目盛りセットし忘れないようにする為のものです。 夜寝る前にタネを仕込み、朝には取り出すなど、生活のパターンが決まってしまえば使う必要はありません。




D)ポットの使い方

スターターキットには本体以外にポット(内容器)が2個梱包されてます。これについては私の個人的な要望でもあったのです。なぜ2個あると便利か簡単に説明すると次の理由です。カスピメーカーで出来たヨーグルトは半日程度冷蔵庫で冷やした方が、全体的にしまってきます。 (これは常温放置の場合でも同じです。) したがって出来た直後はポットをそのまま冷蔵庫に入れておきます。 食べるときにはそのポットからカップに小分けする事になりますが、ポットが空になる前には次のヨーグルトを作っておく必要がありま。 そんなときポットが2個あれば出来た直後のタネでも、冷蔵庫で冷やして状態が良くなったタネでも何時でもそれを使って次の仕込みに入ることが出来ます。 ポットひとつの場合は一度別の容器に移す手間が増えるので不便である。 というのが主な理由です。

 

なお、このポットの高さは冷蔵庫の棚の高さを調査して、それに合わせて設計されているとのことです。冷蔵庫の棚にピッタリ入るので、食べるためのヨーグルト入れとして冷蔵庫で使うのにも便利です。




E)ポットは密封容器だけどいいの?

このホームページを開設した当初は情報が少なく、これまではヨーグルトの発酵はティッシュペーパーの蓋などによって密閉してはいけないと説明しておりました。しかしながら2002夏頃に発表されてた情報によると密封でもまったく問題ないことが分かってきました。  FAQに記載がありますので確認してください。 詳しくはこちら。。。
 

私は普段は牛乳パックにティッシュペーパーの蓋のやり方で作っておりますが、カスピメーカーを入手した後は何度もこのポットを利用して常温で発酵させたり、カスピメーカーにセットして発酵させておりますが密封状態であっても不具合はありませんでした。 したがって、密封容器という点に関しては気にされなくても良いと思います。

もし、気になるようでしたら気休め程度ですが次の方法をとると良いと思います。

 ・ ポットの蓋(プラスティック)にキリ、ドリルなどで小さな穴を開ける
 ・ ポットに入れる材料の量を減らして空気の層を多くする

 ・ スクリューの蓋は緩めに締める
 ・ 冷蔵庫に保存しているときも適度の間隔(半日に1回程度)、蓋を開けて空気を入れ替える。
 

 


F)カスピメーカーを使うときにポイントは?

カスピメーカーを使う上でのポイントは次のとおりです。これを使うと冬でも簡単にカスピ海ヨーグルトを作り続けることができると思います。 でも、これも使い方を間違うとうまく出来ません。以下の点に注意してヨーグルトのタネを絶やさないように、がんばりましょう。

・長い時間かけるとホエー(上澄み液)が沢山出たり、酸味が増すことがあります時間のかけすぎには注意しましょう。
・出来た状態ではポットの内側に沢山の水滴が着くことがありますが、これは冷蔵庫にしまうときにふき取っておいた方が良いでしょう。
・カスピメーカーを使う場合でも最初に牛乳を20〜30度程度まで温めてから、タネと混ぜると良い具合に出来ます。
・冬でも雑菌対策は必要です。ポット(内容器)、スプーン等は必ず熱湯消毒してから使いましょう。
・タネの料は全体量の10%程度にしておく(多すぎるとピカピカの表面になった良いヨーグルトが出来ません)

・タネ、牛乳を入れすぎると、空気の量が減るので無理に多く入れないようにしましょう。(規定の量は800mlです)



G)カスピメーカーは一年中使えるの?
カスピメーカーは一年中使えるの?と質問を受けることがありますが、答えはNOです。 カスピメーカーにはヒーターがついており暖房機能はありますが、冷却機能はありません。 気温が28度以上になると通電状態でもヒーターには電気が入らず何も起こりません。そのままの状態 です。 カスピメーカーの内部では28度以下のときにヒーターがONになる仕組みになっているだけです。 したがって、周囲温度が25度になったらほとんど使う価値はありません。 初秋〜晩春までの気温25度以下の環境で使うことが目安です。
夏の間はポットだけを使って、本体はしまっておきましょう。


 

 

G)カスピメーカーの評判(2003/06/28追加)

カスピメーカーの紹介をしてから実際に使用された方から評価レポートをいただくことがありますので、ここで簡単に紹介させていただます。初心者の方も購入されているようですが、一冬以上越したベテランの方も春になってから、「今は暖かいから常温でも作れるけど先冬とても苦労した」という理由で購入されているようです。 また、カスピメーカー本体だけでなく、ポット(内容器)についても良い評価が出ておりました。

・ティッシュで蓋をするのは非衛生であるが、ポットは冷蔵庫にしまうにも非常に使い勝手がいい

・カスピメーカーは冬の段階では出荷予約で直ぐに購入できなかったが、春になったら在庫があるので購入しやすかった

・夏場でもカスピメーカーを使ったからと言って出来が悪くなる事は無かった
・やはりカスピメーカーで作るときれいにおいしく出来る




 

 

 

 

 
 
 
 

  

 

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